本家を聴け、本家を
歌には本家とカバーが存在する。
カバーした人は本家に許可を得てカバーをしている。
曲によってはたくさんの人がカバーしている名曲がある。
ただ、カバーが本家を超えることはないんです。
そういうふうにできています。
たしかにカバーはいい。
本家の演奏と声で聴き慣れた耳にはカバーの人の演奏と声が新鮮に聞こえ今までと違った良さを味わうことができる。
ただ、カバーが本家を超えることはないんです。
そういうふうにできているから仕方がないんです。
175Rが歌うさらば恋人も
Scott Murphyが歌うなごり雪も
6% is MINEが歌うone more time,one more chanceも
全部いいけれど結局本家を勝ることはないんだ。
山崎まさよしもさらば恋人をカバーしているが、あの、暇さえあれば探しまくっている山崎まさよしでさえ堺巨匠には勝てない。
若者のすべてはいろんな人が歌っているが誰も志村の歌う若者のすべてには勝らない。
志村以上に若者のすべてを「良く」歌える人間なんてこの世には存在しないんだ。
本家はそれくらい偉大なんだ。
思うことが一つある。
カバーを聴いて(この曲いい!)と思ったら一度でもいいから本家を聴いてくれないか。
本家もカバーも聴いたうえでカバーの方が好きと感じればそのままカバーを聴き続ければいい。
ただ一度本家を聴いてくれ。
夏祭りはWhiteberryの曲ではなくJITTERIN'JINNの曲。
Choo Choo TRAINはEXILEの曲ではなくZOOの曲。
ただ、この記事を書くにあたり僕もカバー曲を調べたのだが、カバー曲だとは知らずに聴いていた曲がいくつかあった。
青いイナズマもSMAPの曲ではなかった。
知らずに聴いていた。
カバーをしてその曲の知名度が一気に上がることもよくある。
その点はカバーのいいところだ。
ただ、カバーにより不快な思いをすることだってある。
セカイノオワリがHawiian6の名曲、Magicを歌詞を変えてカバーしたが、なにしてくれてんねんという感想しかない。
MagicはHawiian6が歌うMagicだからいいわけで、しかも歌詞を日本語に変えてんじゃねえ。ナンセンスすぎるだろうよ。
Hawaiian6が許可を出したのだからいいという意見があるが、そうだろうか。
僕はめちゃくちゃ不快な思いをしたしそういう人は他にもいるだろう。
セカオワのファンでMagicを知った方は一度本家Haiian6のMagicを聴いてみてください。
ここまでカバーを否定的な意見で書いてきた。
カバーが本家を超えることはないと書いてきたが例外が一つある。それは
スピッツがカバーするとほとんど本家を超えてくる
僕が言いたいことは以上です。
おしまい